破傷風菌との戦い(56)
第3期症状(生命に最も危険が及ぶ時)を通して生涯2度と学ぶことのできない貴重な体験をします、私の意識のある限りの記録と家内に病床日記を詳細に記録して欲しいと頼んでいました、それを整理し掲載しています。
破傷風菌との戦い(56)
私は必死で全身の力を振り絞り叫んでいるのに伝わらなかった、その後の記憶途切れている、後日この時のようすを詳しく聞きました、家内はお父さんの気が狂ったと思ったらしい。
しかし先生に聞くと本人が幻覚を見たのかもしれないと言っているのだから正常な精神状態であり心配しないでよい、恐怖を味わったのだから仕方がない、今後も何回かはあると思うが大丈夫ですと言われたので安心でした。