過去の日記から(118)

過去の日記から、癌と闘った社員 (2009/3/8/記載)

1995年2月20日午前3時17分彼は昇天した、母に対して 「もう終ろう、終りにしよう、もう終りや」 と手話でアイラブユーを示したそうです、本当に御苦労さまでした。

私に生きる尊さを教えてくれた、看病する人達や家族に対する気配りや思いやりを示しました、ありがとう安らかに眠られたり、私の日記の一部分で、,35歳で召された優秀な社員でした。

主治医に自分のレントゲンを見せるように願い、告知をうけました、国立舞鶴病院の婦長と私の二人に自分が肺ガン(末期)であることを伝えていました。

陶芸に熱心でした、婦長が親しい画廊喫茶で故人作品展を開催してくれた、私にプレゼントの「花瓶」と一緒にメッセージが添えてありました。

決して水漏れ検査はしないように、少し深底のお皿のうえに花瓶がセットされていました、私はいまでも約束のごとく、「水張り」検査はしていません。