2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

破傷風菌との戦い(41)

破傷風菌との戦い(パート41)2009-05-01掲載 家内の病症日記から。 2000年4月20日(木)昨夜はトラブルが多い、11時頃には酸素測定器が異常で寝ていないようだ異常な汗をだしています、敷きバスタオルが湿っている。 本日もレントゲンを取るのかな、毎日…

破傷風菌との戦い(40)

破傷風菌との戦い(パート40)2009-05-01掲載 でも実際の治療は人口呼吸器ですから、私の意志に関係なく呼吸は管理されていて問題はありません、問題は患者(私の意識が鮮明なことです)。 主治医から告知されてはいましたが、私はその苦しみと恐怖を味わうこ…

破傷風菌との戦い(39)

破傷風菌との戦い(パート39)2009-05-01掲載 内視鏡が入りますと私は息ができませんでした、息苦しくなってきます、苦しい頑張らねば、苦しくてたまらない、もうだめだ。 まるで水中に頭を押さえられ息ができずに悶え苦しんだ、息絶えてしまい、その後は気…

破傷風菌との戦い(38)

破傷風菌との戦い(パート38)2009-05-01掲載 私の記憶を通して。 私は内視鏡で肺の痰を摘出している状況を鮮明に覚えています、それは恐怖でした、水中で息絶え、悶え苦しむような体験を3回しました。 気が付くと治療中のようだ不思議な体験です、何だか解…

破傷風菌との戦い(37)

破傷風菌との戦い(パート37)2009-05-01掲載 気管は人の字の形になっていて人口呼吸器の入口の風船がケイレンで変形して痰が肺の方に入ったらしい、内視鏡を入れたことで非常に苦しそうです、呼吸、血圧が乱れています。しばらくは苦しいが時間がたてば落ち…

破傷風菌との戦い(36)

破傷風菌との戦い(パート36)2009-05-01掲載 夜になってまた容態が急変しました、気管の中に(肺の中に)痰が入ったのです、内視鏡を入れて痰を根気よく痰を取り除く治療が必要となりました。 一回の所用時間は約1時間弱で7回程繰り返し治療されました、…

破傷風菌との戦い(35)

[破傷風菌との戦い(パート35)2009-05-01掲載 家内の病症日記から 2000年4月19日(水)少しずつ良くなっているようです、本人の気力と精神力はあるから大丈夫と思う、脈拍数も血圧も比較的安定していますが体温が高いのが気になります。 これは毒性からきて…

破傷風菌との戦い(34)

2009-04-29掲載 カリカリと音が聞こえます喉はかなり堅くできている見たいでした、スリ−ブを合わせたが狭すぎたようでした、気を付けて削るように指示がされました。 そうして喉の部分を再度削る私は痛く感じました(麻酔が効いていますが)、意識が鮮明な私…

破傷風菌との戦い(33)

破傷風菌との戦い(パート33)2009-04-29掲載 起きているやめてくれと叫んでも、伝わらなかった、ただ耐えるだけだった、このことは破傷風菌の特徴で本当に恐怖です。 痛いと感じることは私に取って苦しく辛いことでしたドクタ−の会話も、メスの動きも鮮明に…

破傷風菌との戦い(32)

破傷風菌との戦い(パート32)2009-04-29掲載 私の記憶を通して。 2000年4月17日(月)の「喉」切開手術を鮮明に覚えています、24時間麻酔と筋肉弛緩剤が併用点滴されていたそうです。 主治医達は私が完全に睡眠状態であると思っての治療でした、でも私の…

破傷風菌との戦い(31)

破傷風菌との戦い(パート31)2009-04-29掲載 家内の病症日記から。 2000年4月18(火)病院に6:00PM頃来ますと昼間は大変だったようでしたが、本日の夜は比較的静かです、麻酔の量を少しずつ減らして行き意識を少しずつ元に戻して見る予定だとのことでした。…

破傷風菌との戦い(30)

破傷風菌との戦い(パート30)2009-04-29掲載 私の記憶を通して。 どうも夜みたいであります、泣いている人が近くにいる見たいだ、誰か解らない、光に反応して激しくケイレンを起こすためにアイマスクがかかっています。 再び意識不明に成なったのか記憶がの…

破傷風菌との戦い(29)

破傷風菌との戦い(パート29)2009-04-29掲載 家内の病床日記から。 ケイレンの回数が少くなくなっています、肺の方も少しずつ改善しています、後は熱が下がり合併症が出ないとよいのだが油断は禁物だ。 私は明日まで留守にします、お父さん頑張って、明日は…