2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

破傷風菌との戦い(28)

破傷風菌との戦い(パート28)2009-04-29掲載 家内の病床日記から。 2000年4月17日(月)夜は比較的安定した状況でありました、2時間毎に看護婦さんがこられる。 軽いケイレンを起こす、熱が異常に高い、血圧も異常に高い、非常に心配であるが呼吸は比較的…

破傷風菌との戦い(27)

破傷風菌との戦い(パート27)2009-04-29掲載 家内の病床日記から。 ケイレンは肺及び心臓に負担となるので要注意だ、今朝は特別にケイレンの間隔が短くなっているようで非常に心配です。 院長先生からは今週が最大の峠であろう覚悟も必要であると話された、…

破傷風菌との戦い(26)

破傷風菌との戦い(パート26)2009-04-29掲載 家内の病床日記から、長女の声に激しくベッドがきしむ程のケイレンを起こして大変、長女ちも怖くて泣きじゃくったそうです。 家内の病床日記から、2000年4月16日(日)昨日の午後ヨリ血液中の酸素を作る機能が低…

破傷風菌との戦い(25)

破傷風菌との戦い(パート25) 2009-04-28掲載 家内の病床日記から。 長女が見舞いに病室まできました、「お父さんは頑張る、決して負けない」大丈夫と長女の手を握ったことまでは覚えているがその後のことは記憶にありません。 後日聞きますと、この頃には音…

破傷風菌との戦い(24)

破傷風菌との戦い(パート24) 2009-04-28掲載 家内の病床日記から, 血圧は最高で240を超えたり、急に最高が90まで下がったり血圧バランスが崩れてきた、私は後日そのようにお聞きしました。 この状況を見た人達は80%は生きることは無理だろうと思ったそう…

破傷風菌との戦い(23)

破傷風菌との戦い(パート23) 2009-04-28掲載 私の記憶を通して、私は麻酔が24時間点滴注入されていても意識が鮮明で主治医から告知で説明を受けた最悪で危険な状況にあると察していました。 「決して負けない、頑張る約束する」。 と書いて約束したから頑…

破傷風菌との戦い(22)

2009-04-27掲載、家内の病床日記から。 一番心配していた合併症を併発して肺炎になったのです、肺に水が溜まり空気が送れなくなりました。 肺を切開して水を抜くホ−スを入れるので承諾願いたいので大至急病院にきて欲しいとの電話が入り急いで病院に行き同意…

破傷風菌との戦い(21)

破傷風菌との戦い(パート21)2009-04-27掲載 後日そのメモを見せて貰いましたが字になってなく読めませんでした、でも私は伝わったものと確信していましたので闘病中の凄い力となったのです。 家内の病床日記から、2000年4月15日(土)朝早く付き添い下さっ…

破傷風菌との戦い(20)

破傷風菌との戦い(パート20 ) 2009-04-27掲載 誰の手か解りませんでした、後日に聞きますとその手は千永子牧師の手だったそうです、私はその手を必死でつかみ、私の指で手の平をカキ(書く)ました。 すると思いが通じて私にペンを持たしてくれました、少し…

破傷風菌との戦い(19)

破傷風菌との戦い(パート19 ) 2009-04-27掲載 家内の病床日記から。 破傷風菌と判明してからの高浜病院の対応の早さと主治医はじめ看護士さん達に感謝します、本格的治療の始まりました。 私は意識が薄れて行く中で最後に心中にある思いを伝えたいが語れず…

破傷風菌との戦い(18)

破傷風菌との戦い(パート18) 2009-04-27掲載 家内の病床日記から。 破傷風」とは本当に怖い病気である。小さな傷口から入った病原菌が毒性を発して中枢神経、自律神経、末端神経までも犯して行く恐ろしい病気です。 いまお父さんは第3期症状に入っており非…

破傷風菌との戦い(17)

破傷風菌との戦い(パート17)2009-04-27掲載 家内の病床日記から。 直ちに治療に入り麻酔で意識不明の状態にして硬直ケイレンを押さえ人工呼吸に切り替える、寝ている状態で薬を投入して治療するとのことでした。 主治医平岡先生の告知内容 (1)病名は破…

破傷風菌との戦い(16)

破傷風菌との戦い(パート16)2009-04-26掲載、家内の病床日記から。 私は看護婦詰所で主治医から説明をうけました、自分の血の気が引いていくのが解りました。 主人の病室まで行くのに歩いている状態でかろうじて先生の後をついて行くのがやっとでした、病…