2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

みんなにありがとう(5)

未熟児網膜症で視力を失った双子の兄弟の生い立ち。 良平君(上の姉の長男で健士・康士・兄弟よりも4カ月遅く生まれている)を抱いて同じように左右に動かしています。「おじいちゃん? どうしたの?」、遅く生まれている子供が電気の光りを追って目を動かす…

みんなにありがとう(4)

未熟児網膜症で視力を失った双子の兄弟の生い立ち。 兄弟達は1972年11月に妊娠8ケ月の未熟児で生まれたのです、健士兄は1350g.康士兄は1270gで生まれました。2ヶ月間病院の保育器の中で過ごし退院その後6ヶ月がたった頃に視力障害があるのではないかと気が…

みんなにありがとう(3)

未熟児網膜症で視力を失った双子の兄弟の生い立ち。 「愛をありがとう」 (1) 僕の名前はけんじです こんなにおーきくなりました 家族の愛に守られて、生きるとうとさ知りました はじめて家を離れたころは、泣きたい夜もあったけど 心の中にいる母は、いつ…

感動を覚えた

http://coaching.livedoor.biz/.野口嘉則公式ブログを是非ご覧下さい。 2009年06月07日、人生に勇気と希望を与えてくれるニックブイデチさんのムービー(動画面)をご覧下さい。少し下げて下さるとムービーがあります。 生きる勇気と希望を与えてくれる、生…

みんなにありがとう(2)

未熟児網膜症で視力を失った双子の兄弟の生い立ち。 1996年早々の頃でした、名田庄村の「喫茶・ミスターレオ」でライブをしているから遊びにきませんかとお誘いを受けていました。家内と参加したのです。音楽好きの私は楽しいライブを心ゆくまで楽しみました…

みんなにありがとう(1)

未熟児網膜症で視力を失った双子の兄弟の生い立ち。 1988年のことでした、小浜市中央公会堂大ホ−ルで愛の風コンサ−トが開催されました。視力障害者である、健士・康士兄弟の詩が歌となって発表されるとのことでしたので私はコンサート会場に行きました。 歌…

不 思 議 な 平 安

私は聖日礼拝での牧師説教や賛美などを録音して私のパソコンに収録しています。 不思議な体験をします。イヤホーンで聞きながらデスクワークをするのですが、知らず知らずに心が癒されていることに気づきます。集中して聞き、仕事の手が止まっている訳ではな…

癌と闘った社員(パート18)

1995年2月6日〜1995年2月20日 午前3時17分。 1995年2月20日午前3時17分Yちゃんは永遠の眠りについた。お母さんに「もう、終ろう、終りにしよう、もう終りや!!」と言ったそうです。アメリカの手話でアイラブユーを指で示し天国に行きました、本当によくが…

癌と闘った社員(パート18)

1995年2月6日〜1995年2月20日 午前3時17分。 2月11日は45歳の誕生日であり、18回目の結婚記念日でもありました。帰宅しましたら、Yちゃんの容体が悪いとの連絡があって心配していました。Yちゃんの妹さんに電話して容体を聞き、2月12日午後病院…

癌と闘った社員(パート17)

1995年2月6日〜1995年2月20日 午前3時17分。 机で静に仕事をしていても脈拍が1分間に120近くうちます。肺機能が低下してきて血液が不十分であります。ある日の朝、高浜支店の机の上に書類が整理整頓してあり、置き手紙もありました。 通勤時間が辛いので…

癌と闘った社員(パート16)

1995年2月6日〜1995年2月20日 午前3時17分。 肺の中の水を抜きとり、点滴をしてガンと闘い負けなかったYちゃんはふたたび奇跡的な退院をしました。私はこの頃は彼の職場復帰は無理だと言ってました。でも彼は職場に復帰したいとの思いが強くあったのです。 …

癌と闘った社員(パート15)

1995年11月18日〜1995年1月16日(再度闘病生活約2ケ月)国立舞鶴病院。 不治の病と知っている彼に私は聞きます。Yちゃん二人で話しをしている内容は普通では考えられないことを話しているのだが、私以外に末期ガンで余命わずかであると告白した人はおられる…

癌と闘った社員(パート14)

1995年11月18日〜1995年1月16日(再度闘病生活約2ケ月)国立舞鶴病院。 彼は言います、自分の魂は遺伝子を通してすでに新しい生命体として生まれ変わろうとしている。それは動物としてか、植物としてか、それとも人間としてかは解らないし選べないが間違いで…

癌と闘った社員(パート13)

1995年11月18日〜1995年1月16日(再度闘病生活約2ケ月)国立舞鶴病院。 Yちゃん、何故レントゲン検査が受けれないのか教えてくれないか。喫茶店に行こう!。私達は場所を喫茶店に変えて話しました、口から喉から肺にまで転移している末期ガンであると告白さ…

癌と闘った社員(パート12)

1995年11月18日〜1995年1月16日(再度闘病生活約2ケ月)国立舞鶴病院。 社内健康診断を受けることになり朝礼で日時などを指示をしました。その時にレントゲン検査も同時に受けることにしたのです。朝礼が終了後にYちゃんが「レントゲン検査を私も受けんなん…

癌と闘った社員(パート11)

1995年11月18日〜1995年1月16日(再度闘病生活約2ケ月)国立舞鶴病院。再び会社で仕事ができる本当に感謝との思いでYちゃんが出社してきました。でもそれは1ケ月もたなかった、肺炎になって、苦しくて歩くことすらできなくなりました。 必至になって出社し…

癌と闘った社員(パート10)

1994年8月29日〜1994年10月11日(闘病生活1.5カ月間)国立舞鶴病院。 ガンと闘っているYちゃんは、この頃には自分の病状を全て知っていたはずであります。主治医に対して自分の肺のレントゲンを見せて説明してほしいとお願いした。最初は拒否された主治医は…

癌と闘った社員(パート9)

1994年8月29日〜1994年10月11日(闘病生活1.5カ月間)国立舞鶴病院。 例えば、無理して倒れて長く休んだ人がいる、また能力は特別優れていないがコツコツタイプの人との比較などこの時は時間を忘れていた。 小さくは、自分の健康管理がある。自分ありき、そ…

癌と闘った社員(パート8)

1994年8月29日〜1994年10月11日(闘病生活1.5カ月間)国立舞鶴病院。 Yちゃんなー、私の会社の社員はこうであってほしくない。まず家族の幸福がなくして何が仕事にがんばれるのか。健康問題、また神様(偉大なる力)に生かされていることを知る大切さと感謝…

癌と闘った社員(パート7)

1994年8月29日〜1994年10月11日(闘病生活1.5カ月間)国立舞鶴病院。 長時間の話しで彼も疲れたようでした。ある朝日新聞の社説欄を読んで非常にショックを受けたことがある、それは当社と同業種の大手会社で起こったことです。大規模建物の機械設備工事の現…

癌と闘った社員(パート6)

1994年8月29日〜1994年10月11日(闘病生活1.5カ月間)国立舞鶴病院。口の中が腫れ下歯ぐきが盛りあがってきました。そのため前歯を抜き歯茎を切削手術、詳しいことは解りませんがこのような手術をしました。ガンの活動が再び激しくなったと思いました、塩分…

癌と闘った社員(パート5)

1993年10月13日〜1994年3月10日 (闘病生5カ月間)国立舞鶴病院。悪性のガンがあって手術では完全に除去できなかった。それが口から喉に、さらに肺にまで転移しているようだとお母さんから真実をお聞きしたのです。 数日後に見舞いに行った時に私はY君から…

癌と闘った社員(パート4)

1993年10月13日〜1994年3月10日 (闘病生5カ月間)国立舞鶴病院。 リンパを犯すホジ菌のことが非常に気になり不安を感じていることをY君に話したのです。彼は良性だから1ヵ月もすれば退院しますからと言って私の不安を取りのぞこうとしています、私はそれ…

癌と闘った社員(パート3)

1993年10月13日〜1994年3月10日 (闘病生5カ月間)国立舞鶴病院。 私は独立するまでは、国立舞鶴病院施設課の機械設備保守点検や配管布設替工事などで毎日のように病院に出入りしていました。ある病室の細長いのぞきスペースから見たのですが、高熱でうなさ…

癌と闘った社員(パート2)

1993年10月13日〜1994年3月10日 (闘病生5カ月間)国立舞鶴病院。 1993年10月11日、この日は彼が担当している数件の現場を回って現場の進捗状況の把握と説明を受けて引継ぎをしました。車中での会話は、検査入院のことだった。病気のことに付いて問いました…

癌と闘った社員(パート1)

1993年10月13日〜1994年3月10日 (闘病生5カ月間)国立舞鶴病院。 私はY君より、10月13日から国立舞鶴病院へ検査入院することを聞いたのはその10日前でした。彼は首と顔の下(アゴの下の所)耳寄りに脂肪のような固まりがありまた。…

積算・CP導入(パート5)

電話指導の方法は非常に効果的でした、何かに取り付かれたように時間を忘れて没頭していきました。深夜遅くまでしかも連チャンで積算コンピューターの前で過ごします。その私に、早く休んだらどうですか疲れるから、寝込んでも知りませんよ。と家内が何度も…

積算・CP導入(パート4)

思い込むとそのことが頭から離れなくなりました。無駄な投資は許されない、何故なら資金が足らないのに無理してでもやるのですから。素晴らしい積算ソフトともであえた、本当に嬉しくてとりこになりました。技術指導にきて貰い講習会をして貰いました、自分…

感動を覚えた

http://coaching.livedoor.biz/.野口義則公式ブログを是非ご覧下さい。 2009年06月07日、人生に勇気と希望を与えれくれるニックブイデチさんのムービー(動画面)をご覧ください。少し下げて下さるとムービーがあります。生きる勇気と希望を与えてくれる、生…

みんなにありがとう(1)

未熟児網膜症で視力を失った双子の兄弟の生い立ち。 1988年のことでした、小浜市中央公会堂大ホ−ルで愛の風コンサ−トが開催されました。視力障害者である、健士・康士兄弟の詩が歌となって発表されるとのことでしたので私はコンサート会場に行きました。 歌…