ブナ樹林

NHKテレビで日本の秋を飛ぶと題して鳥取県「大山のブナ樹林」の紅葉が放映された。建築材には向かないが緑のダムとして森林をまもるブナ樹林。
世界自然遺産白神山地のブナ原生林を見学した時のことが思い出された。現地には男性ガイドがおられた。森林に入って最初に感じることは、倒れた樹木や枯れ木などに対して人の手を加えていないで放置したままでした。自然は自然サイクルにゆだねるのが最適なようです。
ブナ落葉は普通の葉よりかたくて、腐葉土になるまでに年数がかかるので何層もの落葉が滞積されます。下部から腐葉土となって行くのですがその何層ものところに大量の保水能力があります。だからブナ原生林は巨大な自然ダムと呼ばれるのですとの説明に素晴らしいと思いました。
田中長野県知事が「脱ダム宣言」で自然ダムを優先にすべきだと訴えたことに私は感動したことがある、自然環境は神様からの恵みの産物で感謝です。