みんなにありがとう(1)

未熟児網膜症で視力を失った双子の兄弟の生い立ち。
1988年のことでした、小浜市中央公会堂大ホ−ルで愛の風コンサ−トが開催されました。視力障害者である、健士・康士兄弟の詩が歌となって発表されるとのことでしたので私はコンサート会場に行きました。
歌詞を読み感動しました。しかしメロデ−は私のイメ−ジとはほど遠いものでした。メロディーが歌詞とマッチしていないと強く感じました。視力障害者が心から感謝している、感じが明るく過ぎず、暗くなり過ぎず、語りかけるようなメロディーにしたいと願っていました。