数えよひとつずつ、おばちゃん(6)
子供達のために自宅を開放して日曜学校を一緒にしました、毎週集う子供が30名を超えて自宅では狭くて入れなくなってしまったのです、当時は友達が友達を呼び集めてくれました。おばちゃんは子供賛美歌が大好きで、大きな元気な声で歌い、オーバーアクションで子供達を喜ばしていました。
私には自分の苦労話しや、産婆として朝鮮人の方々の「お産の世話」を数多くされたことや、エピソードなどもたくさん語り教えてくれました。
夜の伝道集会に行き、帰りに保安学校の学生を9時45分の門限までに正門まで送りました、その車中でおばちゃんはよく言いました小河君、今日は得したな、恵まれたな、感謝だねが口癖でした。
若い私でも疲れたのに、こんなパワーがどこにあるのだろうと不思議でした。