過去の日記から(112)
過去の日記から、こんな話どう思う(2009/2/13/記載)
山すそに大きな家があり、毎年その時期になると豊かに実を付けます、非常においしい葡萄がたくさん出来るのです、それを見ている山ギツネは一度食べたいと思いました。
その思いがだんだんエスカレートしてきて、周りの金網に目だたない場所で、自分の体ぎりぎりに破っておいてチャンスを伺っていたのです、ある日のこと、とうとう家の人は一週間家族旅行でいなくなりました、チャンス到来です。
このキツネは、一週間も留守なんて充分時間があるじゃないかと心から喜びました、葡萄も一番美味しい時だったので嬉しくてたまりませんでした、この日のために備えていたキツネは、時間ぎりぎりまでゆっくり楽しんでいました。
そこへ家の人が家族旅行から帰ってきました、車のドアが閉まるまで楽しんだのです、そろそろ外へ出ないとヤバイので破っておいた金網から外へ出ようとしたら。
出れません食べて楽しんでいる間に、太って開けておいた金網はぎりぎりです、慌てて金網を大きくしてもできません、そして家族につかまったのです。