数えよひとつずつ(おばちゃん2)

私が下宿していた三年間は、昼弁当・お風呂・下着の洗濯・などのすべてのお世話をして下さったお母さん代わりのお婆ちゃんでした。下宿をでて高浜で起業してからもずーと、愛され祈られてきました。
平成15年10月27日(月)に京都府舞鶴の「あいメモリー」で葬儀、93歳で昇天された。生前に、召されたときには「弔辞」をすると約束をしていました。
しかし当日は、会社にとって非常に重要な日でした。数社から多額の不渡手形を受領して債務超過に陥ってしまった時期でした、保証協会に銀行の担当者と同行して¥8000万の融資申請をする日でした。この融資が得られないと連鎖倒産する可能性がありどうしても葬儀には参列できませんので、家内に「代読」してもらいました。
この時の¥8,000-万の融資が決定したので連鎖倒産は回避できました。私はこの時にも、天国よりお婆ちゃんの援護があったものと感謝しました。