2014-01-01から1年間の記事一覧

破傷風菌との戦い(33)

破傷風菌との戦い(パート33)2009-04-29掲載 起きているやめてくれと叫んでも、伝わらなかった、ただ耐えるだけだった、このことは破傷風菌の特徴で本当に恐怖です。 痛いと感じることは私に取って苦しく辛いことでしたドクタ−の会話も、メスの動きも鮮明に…

破傷風菌との戦い(32)

破傷風菌との戦い(パート32)2009-04-29掲載 私の記憶を通して。 2000年4月17日(月)の「喉」切開手術を鮮明に覚えています、24時間麻酔と筋肉弛緩剤が併用点滴されていたそうです。 主治医達は私が完全に睡眠状態であると思っての治療でした、でも私の…

破傷風菌との戦い(31)

破傷風菌との戦い(パート31)2009-04-29掲載 家内の病症日記から。 2000年4月18(火)病院に6:00PM頃来ますと昼間は大変だったようでしたが、本日の夜は比較的静かです、麻酔の量を少しずつ減らして行き意識を少しずつ元に戻して見る予定だとのことでした。…

破傷風菌との戦い(30)

破傷風菌との戦い(パート30)2009-04-29掲載 私の記憶を通して。 どうも夜みたいであります、泣いている人が近くにいる見たいだ、誰か解らない、光に反応して激しくケイレンを起こすためにアイマスクがかかっています。 再び意識不明に成なったのか記憶がの…

破傷風菌との戦い(29)

破傷風菌との戦い(パート29)2009-04-29掲載 家内の病床日記から。 ケイレンの回数が少くなくなっています、肺の方も少しずつ改善しています、後は熱が下がり合併症が出ないとよいのだが油断は禁物だ。 私は明日まで留守にします、お父さん頑張って、明日は…

破傷風菌との戦い(28)

破傷風菌との戦い(パート28)2009-04-29掲載 家内の病床日記から。 2000年4月17日(月)夜は比較的安定した状況でありました、2時間毎に看護婦さんがこられる。 軽いケイレンを起こす、熱が異常に高い、血圧も異常に高い、非常に心配であるが呼吸は比較的…

破傷風菌との戦い(27)

破傷風菌との戦い(パート27)2009-04-29掲載 家内の病床日記から。 ケイレンは肺及び心臓に負担となるので要注意だ、今朝は特別にケイレンの間隔が短くなっているようで非常に心配です。 院長先生からは今週が最大の峠であろう覚悟も必要であると話された、…

破傷風菌との戦い(26)

破傷風菌との戦い(パート26)2009-04-29掲載 家内の病床日記から、長女の声に激しくベッドがきしむ程のケイレンを起こして大変、長女ちも怖くて泣きじゃくったそうです。 家内の病床日記から、2000年4月16日(日)昨日の午後ヨリ血液中の酸素を作る機能が低…

破傷風菌との戦い(25)

破傷風菌との戦い(パート25) 2009-04-28掲載 家内の病床日記から。 長女が見舞いに病室まできました、「お父さんは頑張る、決して負けない」大丈夫と長女の手を握ったことまでは覚えているがその後のことは記憶にありません。 後日聞きますと、この頃には音…

破傷風菌との戦い(24)

破傷風菌との戦い(パート24) 2009-04-28掲載 家内の病床日記から, 血圧は最高で240を超えたり、急に最高が90まで下がったり血圧バランスが崩れてきた、私は後日そのようにお聞きしました。 この状況を見た人達は80%は生きることは無理だろうと思ったそう…

破傷風菌との戦い(23)

破傷風菌との戦い(パート23) 2009-04-28掲載 私の記憶を通して、私は麻酔が24時間点滴注入されていても意識が鮮明で主治医から告知で説明を受けた最悪で危険な状況にあると察していました。 「決して負けない、頑張る約束する」。 と書いて約束したから頑…

破傷風菌との戦い(22)

2009-04-27掲載、家内の病床日記から。 一番心配していた合併症を併発して肺炎になったのです、肺に水が溜まり空気が送れなくなりました。 肺を切開して水を抜くホ−スを入れるので承諾願いたいので大至急病院にきて欲しいとの電話が入り急いで病院に行き同意…

破傷風菌との戦い(21)

破傷風菌との戦い(パート21)2009-04-27掲載 後日そのメモを見せて貰いましたが字になってなく読めませんでした、でも私は伝わったものと確信していましたので闘病中の凄い力となったのです。 家内の病床日記から、2000年4月15日(土)朝早く付き添い下さっ…

破傷風菌との戦い(20)

破傷風菌との戦い(パート20 ) 2009-04-27掲載 誰の手か解りませんでした、後日に聞きますとその手は千永子牧師の手だったそうです、私はその手を必死でつかみ、私の指で手の平をカキ(書く)ました。 すると思いが通じて私にペンを持たしてくれました、少し…

破傷風菌との戦い(19)

破傷風菌との戦い(パート19 ) 2009-04-27掲載 家内の病床日記から。 破傷風菌と判明してからの高浜病院の対応の早さと主治医はじめ看護士さん達に感謝します、本格的治療の始まりました。 私は意識が薄れて行く中で最後に心中にある思いを伝えたいが語れず…

破傷風菌との戦い(18)

破傷風菌との戦い(パート18) 2009-04-27掲載 家内の病床日記から。 破傷風」とは本当に怖い病気である。小さな傷口から入った病原菌が毒性を発して中枢神経、自律神経、末端神経までも犯して行く恐ろしい病気です。 いまお父さんは第3期症状に入っており非…

破傷風菌との戦い(17)

破傷風菌との戦い(パート17)2009-04-27掲載 家内の病床日記から。 直ちに治療に入り麻酔で意識不明の状態にして硬直ケイレンを押さえ人工呼吸に切り替える、寝ている状態で薬を投入して治療するとのことでした。 主治医平岡先生の告知内容 (1)病名は破…

破傷風菌との戦い(16)

破傷風菌との戦い(パート16)2009-04-26掲載、家内の病床日記から。 私は看護婦詰所で主治医から説明をうけました、自分の血の気が引いていくのが解りました。 主人の病室まで行くのに歩いている状態でかろうじて先生の後をついて行くのがやっとでした、病…

破傷風菌との戦い(15)

破傷風菌との戦い(パート15)2009-04-26掲載 私が破傷風菌に犯されていることが解りました、大至急だったベッドごし移動で集中治療室に移動され本格的な治療に入ったのです。 私は日本イエスキリスト教団・舞鶴福音教会の信徒です、夜中3:30Am頃でしたが牧…

破傷風菌との戦い(14)

破傷風菌との戦い(パート14)2009-04-26掲載 家内から指の怪我のことを知らされた主治医の表情が一瞬変わったことを覚えています、先生はすぐに病例を調べに行かれました。 破傷風の診断指針を大分医科大学内科教授から、久留米大学緊急医学教授の資料を入…

破傷風菌との戦い(13)

破傷風菌との戦い(パート13)2009-04-26掲載 2000年4月14日(金)夜中の3:00AM頃でした、私は喉が乾き水を飲んで咳き込み呼吸困難になり苦しくて酸素吸入を要求したのです。 しかし主治医の許可が必要とのことでした、主治医平岡先生が当直医としておられて…

破傷風菌との戦い(12)

破傷風菌との戦い(パート12)2009-04-26掲載 10:00PM頃だと記憶している。私自身では20分から30分ごとに背中全体に逆エビ・ケイレンと筋肉の硬直が起きていたようです。 その硬直ケイレンが収まるまでの時間は約20秒程と感じたが、実際の時間は解っていませ…

破傷風菌との戦い(11)

破傷風菌との戦い(パート11)2009-04-26掲載 2000年4月13日(木)脳髄検査のために脊髄注射を3回するが腰が曲がらないために髄液摘出ができず、非常に痛く辛い思いをしました。 この頃にはすでに背中の筋肉硬直が始まっていたのです、10:00PM頃だと記憶し…

破傷風菌との戦い(10)

破傷風菌との戦い(パート10) 2009-04-25掲載 その細菌と脳髄中に生息している免疫体が戦い勝利したが、その免疫体が強くなりすぎて自分の脳を守っている細菌(味方)を食べ始めたのが原因と考える。 明日より副腎ホルモン剤及び栄養剤を点滴する、これは感染…

破傷風菌との戦い(9)

破傷風菌との戦い(パート9)2009-04-25掲載 私達夫婦は約束していることがあります、医師の告知はお互いに隠さないで一緒に聞いて信仰的に受けとめることです。 主治医の説明では、脳血栓や脳梗塞ではなくて脳を保護する脳髄に何らかの細菌が進入したようだ…

破傷風菌との戦い(8)

破傷風菌との戦い(パート8 )2009-04-25掲載2000年4月12日(水)は再度CT検査、心電図検査がありましたが異常が発見できません、私は自分の体調が異常であると直感しました。 (1)背中が曲がらず、パンツが履き難い。 (2)口の開口が辛い。 (3)言…

破傷風菌との戦い(7)

破傷風菌との戦い(パート7)2009-04-25掲載 滋賀医科大病院から2000年4月1日より赴任された専門外科医、私の主治医は平岡先生となりました、現実に言語障害の症状はあります。 もっと詳しい検査が必要であるので即入院、絶対安静、脳梗塞及び脳血栓の疑いも…

破傷風菌との戦い(6)

破傷風菌との戦い(パート6)2009-04-25掲載 2000年4月11日(火)9:30AP、社会保険、高浜病院外来内科で診察をうけました、病院長の診察でした、脳レントゲン、CT検査等々受けたがレントゲンで見る範囲では異常はなかったのです。 この時病院長は脳レン…

破傷風菌との戦い(5)

破傷風菌との戦い(パート5)2009-04-24掲載 2000年4月10日(月)は言語障害や背中の痛むのは交通事故の後遺症と思い込んでいた私は、自宅で静養すれば直るだろうと思っていました。 でも改善しませんでした。どうしてだろうと不安になりました。明日は診察に…

破傷風菌との戦い(4)

破傷風菌との戦い(パート4)2009-04-24掲載 この頃より破傷風の症状がでていたようすが、私はこの症状は間違いなく、交通事故の後遺症と思っておりました。 2000年2月14日(月)国道27号線で4T・レッカ−車が前方より横転してきて停車中の私の車に激突して…