破傷風菌との戦い(パート11)

「家内の病床日記から」。
2000年4月16日(日)昨日の午後ヨリ血液中の酸素を作る機能が低下してきましたので「赤血球」のみを輸血(200cc程度)する。必要な治療は、良しと思われる治療は、先生が実施すると言われれば、命に関係ありとして全て同意する旨を主治医に伝えました。
本日は足が非常に冷たく、血圧も200少々あります。腹から胸にかけて「ケイレン」が断続的に起こる「お父さん頑張って」。院長先生から破傷風菌の毒性が完全に体内から抜けるのに最低1ヶ月は必要であると説明がありました。「ケイレン」は肺及び心臓に負担となるので要注意だ。今朝は特別に「ケイレン」の間隔が短くなっているようで非常に心配です。
院長先生からは今週が最大の峠であろう「覚悟も必要である」と話された。でも私は大丈夫と信じていました。貴方は決して負けない、頑張れ、神様は今必要な人は取り去らないはずだと確信を持って「祈り」ました。