破傷風菌との戦い(パート27)

「私の記憶を通して」。
2000年5月8日(月)人工呼吸器が外される予定です。これで「肺」や「心臓」の負担が少なくなるから感謝です。それと同時に私の心に不安が生じてきました。
今度は息苦しくなってきたら大変だ、人工呼吸がないから本当に死んでしまうと思い込む不安です。喉に痰がつまり息苦しいと感じると、怖くなり看護婦さんにコ−ルを頻繁にするのです。これの繰り返しでした。
粘り濃い「痰」が増発されますので、スチ−ムを吸い込み背中をたたいて貰うと大量の「痰」がでるのです。「むせて」苦しいが安心を得たいから頑張る。
もうすぐに楽になる、もう少しのがまんだ、私は祈られている。家内も頑張ってくれている、姉も必死で看病してくれてる。だから私も負けない。