癌と闘った社員(パート14)

1995年11月18日〜1995年1月16日(再度闘病生活約2ケ月)国立舞鶴病院。
彼は言います、自分の魂は遺伝子を通してすでに新しい生命体として生まれ変わろうとしている。それは動物としてか、植物としてか、それとも人間としてかは解らないし選べないが間違いではないと断言した。
だから死亡することは自分にとって新しい出発スタートであり悲しむことでもないと言い切ったのです。でも私は少し違った考え方をしている。自分の意識が思考力がはっきりしていている場合はそれで解決する。
しかし死とはその意識すら取り去られることであるとすれば。最後は万物の創造者である「神様」にすべてをゆだねることが絶対必要ではないか、彼はうなずきました。私の生涯で素晴らしい対談をさせてくれたYちゃんに感謝しました。