「坂の上の雲」-あとがき(1)-

ビデオ撮りのサンデープロゼクト(1月17日放送)を見ていて、非常に興味深く思った。4人の著名な大物エコノミスト田原総一朗が問う番組で、榊原英資(早稲田大・教授)水野和夫(三菱UFJ証券・チーフ)対竹中平蔵(慶応大・教授)武者陵司(武者リサーチ代表)の対談。
司馬蓮太郎の「坂の上の雲」を通して対談していた、私は読んだことがありませんが有名な本ですから興味はありました、何が興味があったかと言いますと。
坂の上の雲」の -あとがき- より抜粋された記事にあります。少し紹介します。
この長い物語は、その日本史上類のない幸福な楽天家達の物語である。
やがて彼らは日露戦争というとほうもない大仕事に、無我夢中でくびをつっこんでゆく。
楽天家達は、そのような時代人の体質として、前のみを見つめながらあるく。
のぼってゆく坂の上の青い天に、もしひとつの白い雲がかがやいているとすれば
それのみをみつめて坂をのぼってゆくであろう。