カルバリーの十字架わがためなり(5)

神様の仕打ちは絶対許せない、クリスチャンなんてもうやめた、イエスもキリストも神様もあるもんか心の中で激しく叫んでいました、私が祈るすべてが最悪の結果となったのです。
何とも惨めな自分がここに存在している、今後どのようにしたらよいのだろうか、将来の不安が私の脳裏をパニック状態に追い込みました。
自宅で静養中の親父に妊娠中の家内に知らせることすらためらいました、小浜病院を後にしたのは1973年10月12日、2:00am過ぎでした。