数えよひとつずつ、(私のスタッフ・15)

試合結果は大差で無惨な敗北でした、ホームグランドに帰ってくるまで20分程かかりました。その間、子供達は誰ひとり話しませんでしたバックミラーで見ますと子供達はみんな目頭を真っ赤にしていたのです。
私は「悔しい」かと聞きますと、唇をかみしめながら「悔しい」と応えました、私の心にテニスで体験していた「スポーツ魂」がよみがえりました、負けてニコニコはできません。私は「保護者会長」だから嫌々協力していた、自分の愚かさを恥じました。
この時に「よ〜し本腰」でやろうと決意しました。20年前(1990年5月下旬頃)でした。