本当にない袖は振れますか

2008年9月9日、私は自分のブログで「自民党総裁選」と題して掲載しています。当時の自民党政権に憤りを感じていました。

私は現政府の経済財政問題には大きな疑問と矛盾を強く感じます。零細企業家であり、無学で何の能力も持ち得ない私ですが。「骨太方針2006」の内容、今後5年間の歳出改革の概要を勉強してみました(ネット資料)。まるで子供だましです、私でも理解できましたから。政治家(政権政党)の人達はすでに承知のうえで政争にあけくれておられます。

プライマリーバランス基礎的財政収支)とは単純に言って、借金の金利負担を除いて収入と支出が均衡していることだとすれば子供だまし的な施策としか言えませんね。不確定要素である税収の伸びを過大想定しています。景気の変動によって激しく変わる税収を期待するなんて考えられません。

1年3カ月が経過した現在では。
今年度の税収は36.9兆円、当初の査定額(見積金額)に比べ約9.2兆円もの減収になる。これに伴い国債発行は過去最大53兆円台に膨らむ。税収の40兆円割れは1985年度(38.1兆円)以来、国債発行額が税収を上回るのは終戦直後の46年度以来63年ぶりという異常事態となるのです。
自民党総裁選挙での候補者討論会をみて馬鹿にしないで欲しいと思い掲載したが、ハチャメチャですね。民間企業家であれば責任論はもとより、会社が倒産しています、しかし政治家や公務員は何一つ責任を負いません。天下りして退職金を得て高給をもらい景気に関係なく優雅な生活をしている人達がいませんか。
民間の弱者達は苦しみ悩み、税金で給料を得ている人達には経済的平安があるとすれば問題です、温度差がありすぎます。