過去の日記から(21)

過去の日記から、新しく造られた者(9) (2010/2/26/記載)

当時(I)氏は自民党の議員でした、しかし京都府は蜷川知事で革新でしたので政府の施策とは激しく反発していました、その頃に親父は京都府自治労委員長をしていたこともあり、政治的(保守・自民)には賛同できなかったようでした。

さらに親父は天下りして、その立場に座ることに違和感があったようで最終的にその話にはのらずに、私の独立する準備をしてくれたのです、1973年7月頃だったかと記憶しています、私は事務所で(I)氏に私の熱い思いと決意を伝えました。

その若さでの独立は非常に難しいからと説得されましたが、信仰をもって起業したいと懸命に了解をして欲しいとお願いしました、話し合いの結果、しばらくは、専属下請として独立準備をする、社名入り軽四で私の担当現場も兼ねることを条件で起業することを許してくださったのです。

その数年後に(I)氏は病(癌)で召されました、まだまだお元気で私の起業を見守って下さると信じていましたので、当時の私には凄いショックで悲しいできごとでした。

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