2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

破傷風菌との戦い(パート21)

「家内の病症日記から」。 2000年4月25日(火)今朝はよく眠っています、体の向きによって酸素のわたりが悪いようです、悪かった肺を下にすると「ケイレン」もひどくなります。酸素がいきわたらないと「ケイレン」もひどくなる。このままでは「人工呼吸機」…

破傷風菌との戦い(パート19)

「家内の病症日記から」。 本人は意識があるようです。目が「結膜炎」を起こしていて開くことができないようです。夜11:00頃に主治医が来られて、夜熟睡するように「麻酔」を入れられた。徐々にこうして「目覚」めさせて下さるのでしょう。「ケイレン」が止…

破傷風菌との戦い(パート20)

「私の記憶を通して」。 この頃の私は、自分が生きているのか、今どこにいるのか、一体ここはどこなのか解らない。すると「ピンポン・パンポン、登院の面会時間はPM3:00からPM8:00までとなっています、ただいま8:00PMになりましたので速やかに退席下さい」。…

破傷風菌との戦い(パート16)

「私の記憶を通して」。私は内視鏡で肺の「痰」摘出治療をしている状況を鮮明に覚えています、それは「恐怖」でした。「水中で息絶え、悶え苦しむ」ような体験を3回しました。気が付くと治療中のようだ。不思議な体験です、何だか解りません。「私が治療」…

破傷風菌との戦い(パート17)

「家内の病症日記から」。 2000年4月20日(木)昨夜はトラブルが多い。11時頃には酸素測定器が異常で寝ていないようだ「異常」な「汗」をだしています。敷きバスタオルが湿っている。本日もレントゲンを取るのかな、毎日のようにレントゲン撮影をします。 …

破傷風菌との戦い(パート18)

「家内の病症日記から」。 2000年4月22日(土)昨晩から今朝に駆けて「ケイレン」が頻繁に起こる。血圧も高く成ってるのが非常に心配だ。「大丈夫だ、大丈夫だ」と心の中で「自問自答」してる私です。「頑張れ、頑張れと、お父さんを励ます」。神様は必ず「…

破傷風菌との戦い(パート15)

「家内の病症日記から」 2000年4月19日(水)少しずつ良くなっているようです。本人の気力と精神力はあるから大丈夫と思う。脈拍数も血圧も比較的安定していますが、体温が高いのが気になります。 これは「毒性」からきているらしい「胸」はまだ血状がでてい…

破傷風菌との戦い(パート14)

「私の記憶を通して」。 2000年4月17日(月)の「喉」切開手術を鮮明に覚えています。24時間「麻酔」と「筋肉弛緩剤」が併用点滴されていたそうです。主治医達は私が完全に睡眠状態であると思っての治療でした。でも私の意識は鮮明でした。「筋肉弛緩剤」…