癌と闘った社員(パート2)

1993年10月13日〜1994年3月10日 (闘病生5カ月間)国立舞鶴病院。
1993年10月11日、この日は彼が担当している数件の現場を回って現場の進捗状況の把握と説明を受けて引継ぎをしました。車中での会話は、検査入院のことだった。病気のことに付いて問いました。

Yちゃん、悪性ではないんだね。ハイ、悪性ではありません。それなら安心だ、だったら時間グスリだなーと言いつつも私の心の中に生じる不安、心配は何んなんだ。私はその原因をハッキリ知っている、でも口に出して良いものか否か迷っていましたが正直に話すことにしたのです。